A43プロジェクトの基本精神。
それは「みんなで里山ライフを楽しむ!」こと。
そんな「里山ライフ」の魅力はなんでしょうか?
近代になって輸入木材などが増えたことで
山の経済の中心であった林業が失速し、
ヒトも次第に離れていったことで
多くの里山が限界集落化しています。
昔は、山は資源が生まれる場所であり
そこからまちなかや他の地域へと「ヒト・モノ・カネ」が巡る
循環経済の大きな一部分でした。
山に生えている木は、
飲み水をつくりだし災害から山を守るのはもちろん、
木材にして住宅となり、炭や薪にして食生活や暖房となり
地域の生活を支えてきました。
木材用の杉や檜の間に生える雑木も薪や炭にでき、
枝や木屑は燃料や肥料にできます。
竹は生垣や食器などに加工できますし
竹酢液や竹チップなどで、肥料や燃料にすることもできます。
(竹チップはカブトムシの幼虫がいっぱい育つんですよ!)
できた肥料は、美味しい野菜を作ります。
炭焼き釜で焼いた木炭で、BBQしたら、格別です!
森に住むイノシシだって、美味しい肉がとれます。
まだまだ、あげたらキリがないくらい
いっぱい魅力にあふれています。
現代は、流通が発達して何でも簡単に手に入ります。
でも、自分たちの手でやってみて、つくってみて、
サイクルが回りだしたら面白そう!
そんなプチ「里山ライフ」をみんなでつくってみたい!
それがA43が考えていることです。
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